グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


ホーム >  受講生・修了生の姿 >  修了生の姿

修了生の姿


修了生の活躍

名古屋市立大学「ラーニング・コンパス」で活躍

2024年度前期の授業「ラーニング・コンパス」。TEEP修了生から5名が、非常勤講師としてグループ討議のファシリテーションを担当しました。
「ラーニング・コンパス」は、2023年度より高等教育院が初年次教育として開設した科目で、現代社会の抱える課題をテーマに、学生自身が、異質な他者との対話・討議を通じ、予測不能な今後の社会を生き抜いていくため、本物の問題発見・解決能力を身に付け、「学びの羅針盤」となる思考スキルを養うことを意図する名古屋市立大学独自のカリキュラムです。
学生は、学びを実践するための多様な学習方略を知り、他者と連携して問題解決する姿勢と知識を身につけるように、オンデマンド教材での事前学習とグループ討議を繰り返し、より優れた問題解決に達するにはどのように話し合えば良いのかを学びます。その結果、学生は、高校と大学における学びの違いを理解し、学んだことを意欲的に活用する姿勢を修得していきます。授業についての詳細は、下記リンクのシラバスを参照ください。
5名のTEEP3期生に、この授業を実践して、感じたこと、気づいたことを伺ってみました。

■トヨタコネクティッド株式会社  鬼頭克仁さん:
TEEPで模擬授業や学生ワークショップのファシリテーターを経験した上で担当したため、授業内容そのものやファシリテートについては大きなギャップも無く学生の思考の整理を支援できました。初回は、時間が限られている中での機材設定や出席確認(意外とこれが大変)、ディスカッションの時間配分等少し戸惑いを感じましたが、2回目からは学生の反応を感じながら安心して進めることができ有意義な経験を積ませて貰えました。

■会社員  加藤智康さん:
学生たちが創意工夫を凝らして討議を進める様子に驚きながら、このプログラムの良さを実感しました。一方で、討議プロセスに課題が見えるグループへの関与の難しさも感じ、多くの学びを得ることができた授業でした。

■株式会社S B S情報システム  池谷信彦さん:
教壇に立たせてさせていただくのは、教育実習以来でした。アクティブラーニングのもと、学生達が熱心に授業に向き合う姿が印象的でした。授業において教員の発言は、学生に与える影響力があるため、発言内容について第一に心掛けました。

■東邦ガス株式会社  村田純一さん:
定まった正解の無い議論を支援する中で、少ない機会ではあったものの、学生さんとの1つ1つのやり取りが真剣勝負でした。少し大げさですが、自分の経験や知識、考え方等、全人格的なものを試された感があり、自分にとっても貴重な刺激と学びの機会となりました。

■中日本エクシス株式会社  武見将史さん:
学生への授業は自分の成長にも繋がりました。仕事同様授業も事前の準備が成否を分けます。学生は何を期待しているかを考えながら準備を行い、授業本番も学生から普段と違う刺激をうけ、仕事では得にくい経験の場となりました。

グループワークの説明をしている加藤講師

グループワークに取り組んでいる学生

名古屋市立大学 招聘講師として活躍

TEEP修了生である村田純一さんが、本学にて、2024年度前期の「キャリアデザインA」第3回目「働き方比較 ~民間企業と公務員~」の、民間企業側で登壇されました。「キャリア授業の最大の目的は、社会を知ること」であるため、仕事の話だけでなく、研修・企業間競争・やりがい・転勤など、企業での働き方について生の話をしていただきました。
具体的には、①企業は何のために存在するのか ②企業が社会で果たす役割 ③企業の役割の果たし方 等について、企業理念やSDGsの考え方にも触れながら説明され、加えて「会社員の転機 ~入社、異動・転勤、転職~」についても、ご自身の実体験も含めてお話されました。
最後に「仕事は貴重な成長の機会であること」「仕事を通じて周りから認められる、頼られる喜び」「成長は 姿勢×努力×経験の掛け算であること」をお伝えいただき、学生たちは、自身のキャリアを考えるための重要な視点に気づくことができたと思います。

名古屋市立大学 キャリアデザイン(実践編) 講師として活躍

TEEP修了生である5名の方に、本学のキャリアデザイン(実践編)の講師として、それぞれの実務経験に基づく事例を挙げながら、キャリア開発に対する考え方や大学での学びの姿勢などについて、双方向の授業を実施していただきました。
ご担当いただいた講師は、エネルギーインフラ企業社員の今川隆さん、高等教育機関職員の河合良彦さん、株式会社エムズコーポレーション代表の西森義人さん、株式会社デンソー社員の坂本工さん、不動産管理会社社員の吉本修三さん、の5名で、職種や役職の異なる立場で、自身が成長できた経験や、どのようにキャリアを積み上げてきたかなどをお話いただき、いろいろな学部の1年生にキャリア開発について考えていただきました。
この取り組みをはじめ、TEEP事業について、2024年3月8日(金)の中日新聞に、「求む!社会人先生」という切り口で、掲載されました。文部科学省も、実践的な教育が求められている社会的な背景を受け、持続的に有能な実務家教員を多く送り出してもらいたいと期待されています。

東海学園大学 経営学部 准教授として活躍

TEEP修了生である成田亙さんが、専任教員として採用され、実務家教員ならではの、授業をはじめ様々な取り組みをされています。
採用を決定された、同大学教授 経営学部 学部長 伊藤久司先生にも、「ご自身のネットワークを活かして、産官学共同事業などに率先して取り組むほか、実務で培った経験を授業やゼミに取りいれ、学生がより実践的な経営学を学べる効果があります。また、学術基盤教員とは異なる発想、新たな視点があり、入試広報企画等でこれまでにはない斬新な企画を提案・実行していただいています。」と高く評価していただいています。

活動の詳細は、ニューズレター Vol.35をご参照ください。
2023年9月29日(金)の中日新聞に、TEEP修了生である成田准教授のゼミ学生が、「若者が読みたい「ニュース」とは?」という切り口で、新聞紙面作成の企画、取材、執筆に取り組んだ記事が掲載されました。広告業界での実務経験が豊富な成田先生が、企業と学生を繋ぎ、実践的で体験的な学びの場を提供しています。

愛知県教育委員会主催のリカレントフォーラムに登壇

TEEP修了生である今川隆さんが、「リカレント教育で人生が変わる」をテーマとしたリカレントフォーラムで、リカレント教育の実践事例として発表されました。社会課題を見つけ、なりたい自分を描き、学び続けながら自分のできることを増やしていかれた経験に加え、TEEPプログラムで学んだ人材育成力(学習者本位の教育企画力、経験を体系化して表現する力等)を紹介されました。
また、そのあとのパネルディスカッションにおいても、パネラーとして、これから学び始める人への一歩を踏みだすきっかけ作りや、学んだことの活かし方について語られました。

リカレントフォーラムの内容については、下記PDFをご参照ください。

日本福祉大学大学院 実務家教員として活躍

TEEP修了生である眞野哲さんが、実務家教員として指導しておられます。
以下、ご本人からいただいたコメントです。
私は、医療・福祉の在宅サービス会社を起業して15年目になります。
リカレント教育で常に新しい知見を得るために50代で大学院を修了し、同時に母校の実務家教員になりました。
TEEPでは進化型実務家教員として必要な知識に触れ、現役の実務家教員である私は強い刺激を受けました。
このプログラムの優れた点は、進化型実務家教員の養成だけではなく、社会人としても多様な局面で活かすことができることです。
更に、多職種連携PBL演習で議論を深める教育力を修得し、大学院のケースメソッド演習ではファシリテーター補の立場で見守り導くことができました。
今後は専門分野である視覚障害者の研究にも活用していきたいと思います。

育英大学 ゲスト講師として活躍

TEEP修了生である西森義人さんが、ゲスト講師として講義をされました。
以下、ご本人からいただいたコメントです。
群馬県高崎市にある育英大学にて、教育学部 4 年生を対象にした後期必修授業 「社会的・職業的自立Ⅱ」でゲスト講師を務めさせていただきました。
2022年11月25日。テーマは「天職とは」です。
なぜ、広告と言う仕事を選んだのか。自分に影響を与えた人たちとの出会い。起業の経緯。経営者となって思うこと等を自己紹介的にお話させていただき、その後学生からの質問に答えるという形式で実施しました。
こちらから何かを教えるとか伝えるとか言ったことよりも、一つのケーススタディとして学生の皆さんと一緒に考える機会を頂いたと思っています。ですから学生との質疑応答や後から頂いた感想レポートが逆に私にとって、とても有意義な気づきと励みになりました。

TEEP 1期生
株式会社エムズコーポレーション
代表取締役 西森義人

<受講した学生さんのレポート>
西森さんのお話は、常に「人」を大切にしている印象を受けました。社員の主体性や、人の役に立つこと、笑顔を大切にしていること等、人とのつながりを重視していることを学び、やはり「「社会」は様々な人とのより良い関係性が大切であることを改めて実感しました。また、「自分が何をしたいか」を常に目標に持つことや、追究することの大切さを学びました。私も常に目標を持ち行動できる大人になっていきたいと思いました。さらに、「聞く」ことの大切さについて改めて学びましたが、「聞き出す」「相手の話を引き出す」という視点は初めてだったので、今後の傾聴する姿勢に生かしていきたいと思いました。

中部大学 非常勤講師として活躍

TEEP修了生である泉川大輔さんが、ここでの学びを大学の講義に活かしておられます。
以下、ご本人からいただいたコメントです。
私は企業で働きながら技術士という資格を取得し、その活動の中で非常勤講師の機会を得ました。ただ「自分が人に教えることができるのか?」という不安が常にあり、それがTEEPを受講するきっかけになりました。
受講してみると、教えることだけではなく多くの学びがあり、貴重な時間となりました。
例えば様々な経験を持つ受講生のみんなとの出会いそして一緒に切磋琢磨できたこと、自分も成長したことで可能となったすばらしい先生たちとの白熱した議論、そして自分が学生として講義を受けたことで痛感した学生からの視点を自分の講義に活かしたこと。
その結果、大学での講義には自信をもって取り組むことができたと考えています。
私の講義は複数の講師と実施しているので自分へ向けた評価とは限りませんが、「学生寄りの視点があった」「行きたくなる講義だった」「優しくわかりやすい」というような学生からの意見があり、受講の成果だと感じています。TEEPでの学びを活かし、これからも学び続けていきます。

修了生の姿(基本コース)

2024年度 基本コース修了式

2024年10月、2024年度進化型実務家教員養成プログラム基本コースの履修証明書授与式を行いました
今年度の修了生は14名で、多様な分野の方がそれぞれの実務経験による専門性を活かしながら、どのように学びの場を設計するかを、お仕事で忙しい中時間を作りだして学ばれました。
受講してみて、大変だったけど楽しかった、やり遂げた満足感がある、実務でも使える学びが多かった、多様な受講生と一緒に学び視野が広がった等、充実した半年間であったことを語ってくださいました。
専門コースへ進む、さらなるキャリアアップを目指す、研究活動を進めて論文発表する、実務家教員を本気で目指す等、次なる目標を見つけて学び続ける意気込みが伝わってきました。

2023年度

2023年10月、2023年度進化型実務家教員養成プログラム基本コースの履修証明書授与式を行いました
今年度の修了生は15名で、それぞれの実務経験による専門性をどのように人財育成に活かせるか、切磋琢磨しながら学ばれました。
修了後は、専門コースで学ぶ、さらなるキャリアアップを目指す、研究活動を進めて論文発表する等、次なる目標を見つけて学び続ける意気込みを語ってくださいました。

2022年度

2022年10月、2022年度進化型実務家教員養成プログラム基本コースの履修証明書授与式を行いました

2021年度

2021年10月 基本コースの履修証明書授与式を行いました

ニューズレターにて、多様な背景を持つ受講生が、半年間のコースを修了して気づいたこと、学んだこと、変化したこと、今後に活かしたいこと、これから目指すことなど、それぞれの思いを語っていただいています。
pdfファイルよりご覧ください。

修了生の姿(専門コース)

2023年度 専門コース合同修了式

2024年3月、TEEP専門コースの経営実務コースと減災・医療コースの合同修了証授与式を行いました。2023年度は、経営実務コース5名、減災・医療コース3名が修了され、それぞれのご専門領域を深められました。実務経験に基づいた研究を行い、情報発信していくことで、大きく社会貢献できることを確信し、TEEPでの学びをこれからのキャリア形成に生かしていくことを、力強く語ってくださいました。

2021年度【経営実務コース】

2022年3月、2021年度進化型実務家教員養成プログラム 専門コース(経営実務)の修了証授与式を行いました

修了生の声

Q1)今後受講される方へアドバイスはありますか

●仕事が忙しいかな?大丈夫かな?と迷うこともあると思いますが、なんとかなります。得るものが多いと思うので、とにかく飛び込んで見ることで、新しい世界が見えてくると思います。

●せっかくなので、対面で集まれる貴重な機会に、参加者同士でたくさんお話されると充実すると思います。

●実務家教員として活躍するためには、自身の専門領域の知識を深めることはもちろんですが、幅広い分野に対して興味を持ち、自分なりの意見を持つことが求められます。

●受講すれば必ずプラスになり、新しい発見、学びがあると思います。仮に明確に教員になるかどうかわからない方でも、キャリア開発上の学びとしての意義があると思います。

●TEEPの講義の中には、難しい課題もありますが、決して諦めずに最後まで受講をしてください。きっと得られるものは多いと思います。

●専門コース修了後に大学院へ進むこともできます。このような学びの「連続性・拡張性」も名市大(TEEP)の魅力だと思います。

●自分の専門性がどんなことなのか、またそれをどう社会につなげていくのかを考えるきっかけになります。教員になりたい方も、今すぐではなくともいつか自分の実務を人の成長に役立てたいと考えている方にも、役立つプログラムです。

●基本コースでは、実務家教員として必須能力の養成がメインでしたが、専門コースは自分自身と向き合う時間であったと思っています。根気よく自分自身と向き合うことで、自分がどうありたいのかを見いだせるのだと思います。

Q2)受講修了後の抱負をお聞かせください。

●本コースを受講できたことで、改めて学ぶことの楽しさを(大変さも)感じることができたので、これをきっかけに自身の専門分野の知識向上を広く・深く図るとともに実践でも生かせる道を探って行きたいと思います。

●ファシリテーションなど本業の仕事でも活かせるノウハウがたくさんあったので、積極的に活用していきたいです。

●学びを継続するとともに、それを発信できるように、講義をする機会を社内外に求めたいと思います。
Page Top