month11 学ぶ意義を追い求めた結果、実務家教員が社会に広がり、学び易さもついてきた!!
2025年2月17日(月)午前9時。素晴らしい出会いがありました。三菱UFJ銀行様のご紹介で、KANDO(カンド)株式会社(https://www.kando-inc.com/)の高橋輝行様(代表取締役)と、アントレプレナーシップ教育の新しい展開について相談する機会を得ました。私が名古屋市立大学で孤軍奮闘、アントレプレナーシップ教育を始めたのが2019年。TEEPの開発を始めた年でもありました。6年の時を経て、大学での取り組みが組織化され、やっと外部からご評価いただける段階まで来たのかと、協力いただいた教職員の皆様一人一人の顔が浮かんできました。
BPロゴ(大学発)
さて、同社の基盤プログラム「Roles®」が実現する「チームで価値を創造するプロジェクトマネジメントメソッド」をお教えいただく中で、私が四半世紀にわたって活用してきた「未来デザイン考程®」との相違点と共通点を意識して聞き入りました。誤解を恐れずに言えば、同社メソッドの特長は、「(顧客の理想状態を追求する)理想役」「(理想と現実の解像度を引き上げる)推進役」「(理想を叶える新たな現実解を考える)現実役」に分かれ、徹底的な価値創造ディスカッションを繰り返し、顧客が感動するアウトプットを実現すること。特に、プログラムを推進するにあたって同社スタッフが務める「推進役」の能力の高さが鍵になっていることが分かりました。
色々と意見交換する中で、高橋氏が、社会構想大学院大学が提供する「実務家教員養成課程」の第1期修了生であることが判明。驚くと同時に、東北大学、社会構想大学院大学、舞鶴工業高等専門学校、名古屋市立大学がそれぞれ幹事校を務めた実務家教員養成コンソーシアムの成果が、着実に社会に定着すると同時に効果を出し始めていることが分かりました。高橋氏は、大学を外から支援しながら学生の成長と社会の変革を実現できる持続可能なビジネスモデルを開発し、マルチハットで実務家教員としての役割を推進されています。
名古屋市立大学、岐阜薬科大学、高知県立大学、中京大学で進めてきたTEEPは2025年度で5期生を迎えます。新年度に先立ち、TEEPのプログラムがより学びやすくなります。TEEP基本コースが、文部科学省の「職業実践力育成プロジェクト(BP: Brush up Program for professional)」に認定され、併せて、厚生労働省の「特定一般教育訓練講座」指定を受けました。
これにより、受講生は受講費用の最大40%を支給してもらえることになります。中京大学により開設されるTEEP専門コースで、新年度より再開する「スポーツマネジメント」も文部科学省のBPに認定されました。TEEPは自らも歩みを止めず進化しつづけます。ご注目ください!
名古屋市立大学、岐阜薬科大学、高知県立大学、中京大学で進めてきたTEEPは2025年度で5期生を迎えます。新年度に先立ち、TEEPのプログラムがより学びやすくなります。TEEP基本コースが、文部科学省の「職業実践力育成プロジェクト(BP: Brush up Program for professional)」に認定され、併せて、厚生労働省の「特定一般教育訓練講座」指定を受けました。
これにより、受講生は受講費用の最大40%を支給してもらえることになります。中京大学により開設されるTEEP専門コースで、新年度より再開する「スポーツマネジメント」も文部科学省のBPに認定されました。TEEPは自らも歩みを止めず進化しつづけます。ご注目ください!
【文責:鵜飼宏成 TEEP実施委員長 名古屋市立大学大学院経済学研究科教授】