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week78 TEEPスポーツ実務コースシンポジウム「さまざまなスポーツ現場で求められる実践知と理論知」


 2023年10月14日(土)にTEEPスポーツ実務コースシンポジウムを開催いたします。近年、スポーツチームのプロ化や小中学校の運動部活動の外部委託など、スポーツ現場には大きな変化が起きています。今回開催されるシンポジウムでは「さまざまなスポーツ現場で求められる実践知と理論知」をテーマに、経験豊かな実務家教員の方々から、現代のスポーツ現場におけるさまざまなニーズについて講演していただきます。
 スポーツ現場の最前線を知る絶好の機会です。ぜひご参加ください。

講演についての詳しい内容は以下の通りです。

第1部 プロ・社会人チームにおけるリカレント教育
講演① トップアスリートから学ぶアスリート指導
講師:葛原憲治先生 (中京大学スポーツ科学部教授)
内容:プロ選手は高校や大学とは違い、高いレベルでの自身の経験を有している。そのため指導者の考えを押し付けるわけではなく、コミュニケーションを取りながら進めることが肝要である。これまでのプロチームのトレーナーとしての経験から掴んだ、いい選手(きちんと実績や結果を出せている選手)の共通点、およびプロチームの指導者から学んだ、選手を育成する秘訣について紹介する。

講演② スポーツマネジメントの実践とその体系化が拓くキャリアの可能性について
講師:芦塚倫史先生 (中京大学スポーツ科学部准教授)
内容: 近年、様々なスポーツのプロリーグが誕生し、また企業スポーツにおいてもプロ化・収益事業化の動きが加速している。スポーツが成長産業の一つとして注目されているが、その成長を担うべき専門人材が不足していることが、スポーツ業界の現状の課題のひとつである。そこでその専門人材に求められる知識とスキルを獲得できるリスキリング教育について概説し、キャリア開発に活かす可能性について紹介する。

第2部 学校地域におけるリカレント教育
講演③ 「児童生徒の運動実施の現状とこれからの運動指導のあり方 〜新たな子ども運動の価値を求めて 〜 」
講師:中野貴博先生 (中京大学スポーツ科学部教授)
内容:現在の子ども達の運動実施状況と体力・運動能力の実態を紹介し、それらの対策について提示する。さらに、著しく変化した社会環境下での運動や体力に対する考え方を示して、これからの時代を生きる子ども達にとっての運動の価値について論議する。

講演④ スポーツ現場でのハラスメント対策
講師:石堂典秀先生(中京大学スポーツ科学部教授)
内容:スポーツ現場で起こりうるハラスメントについて、過去の事例を参考にしながら具体的な対策を提示する。さらに、スポーツハラスメント対策の国際的動向について紹介する。

参加申し込みはこちらから:https://onl.sc/V5AcMCf

【文責:稲葉泰嗣(中京大学 嘱託職員)】
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