岐阜薬科大学は、8月27日に岐阜県薬剤師会・岐阜県病院薬剤師会・岐阜医療科学大学と共催で「薬剤師体験フェスティバル2023 in GIFU」を開催します。このイベントは高校生向けに薬科大学の紹介や薬剤師の業務体験などを実施する予定です。昨年度はオンラインの開催でしたが、今年度は岐阜薬科大学を会場として4年ぶりに対面で開催します。病院や薬局で実務を担っている薬剤師や各大学の実務家教員が中心となって準備を進めています。
　2023年３月の厚生労働省の発表によれば、全国的に薬剤師の地域偏在が問題となっており、岐阜県においても薬剤師が不足している地域があります。しかし、薬剤師の仕事内容については、一般の方にはあまり知られていない部分も多く、このイベントでは高校生に薬剤師の仕事について知ってもらい、将来の職業を考えるうえで参考にしてもらえることを期待しています。仕事内容の紹介では、病院勤務の薬剤師や薬局勤務の薬剤師に加えて県庁など行政で働く薬剤師にも普段の仕事の様子などを紹介していただきます。また、会場に隣接する岐阜大学医学部附属病院の薬剤部見学会も併せて実施します。さらに、薬学部での授業などについて実務家教員や学生が紹介し、入試相談を含めた相談コーナーも開設します。
　申し込み締め切りは8月20日（日）となっています。詳しくは下記のURLをご覧ください。
https://www.gshp.jp/yakufes/2023/yakufes2023.htm

【文責：林秀樹　岐阜薬科大学　地域医療実践薬学研究室　教授】