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week55 「高知県立大学地域教育研究センター10年のあゆみ」できました!


 高知県立大学は、平成26(2014)年の「地(知)の拠点整備事業」(「COC」)に申請しましたが、残念ながら採択されませんでした。そこで夢をあきらめても、それは仕方のないことだったのかもしれません。しかし、私たちは「域学共生」の理念を掲げ、地域と大学との新しい関係を構築してきました。地「域」と大「学」が「共」に「生」きていく「域学共生」。「大学が地域を変え、地域が大学を変える」。私たちは、学生たちの地域での学びを「地域志向教育」として練り上げ、学生たちと地域のみなさまに提供して来ました。
 「県民大学」「域学共生」「地域共生推進士」「立志社中」「県大立志塾」「域学共生コーディネーター」「域学共生連携拡大会議」「連携推進会議」「ご意見番会議」「県民大学公開講座」「県民開放授業」「土佐学」「CSLサポートデスク」などの、高知県立大学発の固有名詞が次々に誕生しました。それは、本学独自の取組が次々に始まり、発展を遂げてきたことを意味しています。
 COCに採択されなかった、そして日本でもとりわけ財政基盤の弱い高知県の県立大学が、なぜ、次々に新しい事業を始めることができたのか。それは、県民のご支援と、「教職協働」の成果です。私たちは高知県民のみなさまと共に、「課題先進県」から「課題解決先進県」になること、「日本一の健康長寿県」になることを本気で追求してきたのです。
 地域教育研究センターは、健康長寿センターと車の両輪になって、「域学共生」の理念のもとに「県民大学」を目指してあゆみを進めてきました。その足跡と、それを担ってきた私たちの「想い」を公開しました。ぜひ、ご覧ください。地方の弱小県立大学である私たちが大きな夢を追った、「元気と勇気」の記録です。

【文責:清原泰治(高知県立大学地域教育研究センター長 教授)】
「高知県立大学地域教育研究センター10年のあゆみ」は、webブックで読むことができます。
https://www.cc.u-kochi.ac.jp/book/list/book267.html
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