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ホーム >  コラム >  week26 高知県立大学地域教育研究センターが10周年記念事業を開催します

week26 高知県立大学地域教育研究センターが10周年記念事業を開催します


 高知県立大学地域教育研究センターは、2012年4月に開設されました。「本学が、社会に貢献する大学として、地域コミュニティに根ざし、また、未来を拓く『知の拠点』としての役割の強化並びに本学の教育理念である『地域社会志向教育』を実現するために設置する」というのが、規程に定められた設置の目的でした。
 「県民大学」として「地域にとってなくてはならない大学」の「域学共生」を推進するエンジンとなって、健康長寿センターとともに歩みを進めてきました。それは、「課題先進県」から「課題解決先進県」になることを目指す、高知県の取り組みと同じ方向を目指すものです。
 この10年間に、地域のみなさまと共に地域課題の解決に向けて取り組む学生たちを支援する「立志社中」、県民に学び直しの機会を提供する「県民開放授業」「履修証明プログラム」、子どもたちの学びの意欲を高める「出前講座」、地域課題に関するニーズ調査などの事業を実施してきました。コロナ禍にあって、オンラインによる「県民大学公開講座─豊かな暮らしにつながる学び」をスタートさせ、中山間地域のような交通の不便な場所からでも公開講座に参加できるようになりました。
 その10年間を振り返り、これからの新しい挑戦に向けて、記念事業として「中山間地域の持続可能な『健幸づくり』に向けた小さな拠点のあり方を考える」というテーマでシンポジウムを開催します。
 開催日時は、10月29日土曜日14時から17時です。永国寺キャンパスでの対面での参加も可能ですし、オンラインによる視聴もできますので、全国どこからでも参加することができます。高知県の中山間地域の現状はどうなっているのか、いまどのような持続可能な地域活性化の取り組みがなされているのか、そして、この後、さらに進む人口減少の中でどうやって健康で幸せな暮らしを守っていくことができるのか。「健幸づくり」をキーワードに考えていきます。
 ※詳細は以下のWEBサイトにてご確認ください。
 https://www.u-kochi.ac.jp/site/aeru/symposium2022.html
 高知県は「課題先進県」です。この後、日本中が抱えることになる地域課題にいち早く取り組み、成果を上げてきています。TEEPの受講生やTEEPに関心の高い皆様の豊かな学びの機会となることを期待しています。

【文責:清原泰治(高知県立大学地域教育研究センター長 教授)】
高知県立大学地域教育センター設立10周年記念 地域活性化シンポジウム
中山間地域の持続的な『健幸づくり』に向けた小さな拠点のあり方を考える
令和4年10月29日(土)14:00~17:00(事前申込制)
会場(永国寺キャンパス)・Webライブ配信開催のハイブリット開催

第一部 基調講演
「過疎地域の地域づくりにおける大学の役割ー東洋大学能登ゼミの経験からー」

第二部 パネルディスカッション
⑴事例報告
 「集落活動センターの10年の軌跡」
 「中山間地域の持続可能な地域づくり
       ~集落の再生からコミュニティネットワークによるまちづくりに挑戦~」
 「フレイル予防を基軸とした持続可能なまちづくり 〜仁淀川町ハツラッツ〜」
 「学生が変わる・地域が変わる ~中山間地域における域学共生と小さな拠点~」

⑵パネルディスカッション

※下記URL(申込フォーム)よりお申込みください。
https://www.u-kochi.ac.jp/ques/questionnaire.php?openid=237
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