week12 東日本大震災 最大被災地 石巻からの報告
岐阜薬科大学ではTEEP専門コースにおいて、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市を訪れて、現地の医療従事者に当時の様子をインタビューしたり、医療の拠点となった現場などを訪れるフィールドワークを予定しております。
2011年3月11日、石巻市の中心部は、津波の被害により、大勢の医療関係者が亡くなり、医療機関・薬局の多くも甚大な被害を受けました。そのような困難な状況下で、現地の医療従事者は、地域の医療を守るため、多職種で連携して最大限の努力をされていました。
当時、石巻薬剤師会の会営薬局において管理薬剤師をされていた丹野佳郎先生は、大きな揺れのあと、薬局で指導していた薬学実習生を連れて高台へ避難し、難を逃れました。薬局は津波の被害を受け、津波後の火災で焼失しましたが、丹野先生は震災直後から長期間にわたり、高台に位置していた石巻赤十字病院を拠点に、薬剤師として地域の被災者を守るため活動をされました。
2022年6月28日、岐阜薬科大学において、丹野佳郎先生の特別講演会を下記のとおり開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
【文責:林 秀樹(岐阜薬科大学 地域医療実践薬学研究室 教授)】
2011年3月11日、石巻市の中心部は、津波の被害により、大勢の医療関係者が亡くなり、医療機関・薬局の多くも甚大な被害を受けました。そのような困難な状況下で、現地の医療従事者は、地域の医療を守るため、多職種で連携して最大限の努力をされていました。
当時、石巻薬剤師会の会営薬局において管理薬剤師をされていた丹野佳郎先生は、大きな揺れのあと、薬局で指導していた薬学実習生を連れて高台へ避難し、難を逃れました。薬局は津波の被害を受け、津波後の火災で焼失しましたが、丹野先生は震災直後から長期間にわたり、高台に位置していた石巻赤十字病院を拠点に、薬剤師として地域の被災者を守るため活動をされました。
2022年6月28日、岐阜薬科大学において、丹野佳郎先生の特別講演会を下記のとおり開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
【文責:林 秀樹(岐阜薬科大学 地域医療実践薬学研究室 教授)】
TEEP特別講演会 |
大規模自然災害における薬剤師の役割と多職種連携 ~東日本大震災 最大被災地 石巻からの報告~ 講師: 丹野 佳郎 先生 東北大学大学院医学研究科 総合医療学分野 (震災時:石巻薬剤師会 専務理事) 日時: 令和4年 6月 28日(火) 10:40~12:10 場所: 岐阜薬科大学・本部 第2講義室 (オンラインにて学外配信します。オンライン参加ご希望の方は下記までご連絡ください。) 参加費:無料 参加対象者:TEEP関係者、TEEP受講を考えている方 連絡先: 岐阜薬科大学 実践薬学大講座 地域医療実践薬学研究室 林 秀樹 〒501-1196 岐阜市大学西1-25-4 TEL: 058-230-8100 (内線3614) E-mail: MAIL:hayashih@gifu-pu.ac.jp この特別講演会は、岐阜薬科大学 6年生の「地域医療実践薬学」の授業を兼ねております。 |
当時の様子は、下記の文献もご参考にしてください。
Epp D, Tanno Y, Brown A, Brown B, Pharmacists' reactions to natural disasters: From Japan to Canada. Can. Pharm. J., 149: 204-215 (2016)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4973421/
Epp D, Tanno Y, Brown A, Brown B, Pharmacists' reactions to natural disasters: From Japan to Canada. Can. Pharm. J., 149: 204-215 (2016)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4973421/