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大学における指導的地位に占める女性比率


文部科学省科学技術政策研究所は、2012年に「日本の大学教員の女性比率に関する分析」の中で【日本の大学の自然科学系において指導的地位にある者の女性比率が2020年に30%になる可能性】を試算しました。少数派が多数派の中で影響力を持つことができる最低比率は3割といわれていることから、大学教員のなかで女性教員の割合が3分の1に近づけば大学に対して改革を行う力がかけられる、と注釈があります。自然科学(理学・工学・農学・保健)の4分野における職階別の女性比率を示し、昇進率や離職率に男女差がないなどと仮定した場合でも、2020年までに指導的地位(=教授職・准教授職と考えた場合)の女性比率を30%にするという目標達成は難しいとしました。
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