避難所運営の方法
指定避難所とは 災害のおそれがなくなった後、自宅が被災して帰宅できない場合に一定期間避難生活を送るための施設です。避難所は避難者による「自主運営」となり、お互いに助け合いながら運営に取り組み、要配慮者への配慮や男女平等参画の視点を取り入れた避難所づくりに取り組むことになります。静岡県が編み出した手法で、短時間に殺到する避難者をいかに誘導・配置するか、疑似体験しながら、正解がないジレンマに満ちた課題に対応していく力をつける避難所運営ゲーム(HUG)というものがあります。2017年には、名古屋市立大学看護学部で市民公開講座としてこの手法を取り入れて、避難所運営について進行係の用意したシナリオを基に参加者が役割を持ってやり取りをしながら運営を進めていく訓練などを行って啓発活動をしました。