オンライン教育の特性を生かして
2021年6月に内閣府においてとりまとめられた、「ポストコロナ期における新たな学びの在り方について」(教育再生実行会議第12次提言)では、大学入学イコール18歳入学、新卒一括採用といった慣行を、社会人等を対象としたリカレント教育の可能性を十分に開拓していない現状であると指摘しました。空間・時間の制約を取り払う遠隔・オンライン教育の特性も生かして、リカレント教育の充実・高度化を図ることや、修行年限の弾力的な運用を促進し、多様な学修者が質の高い高等教育を受けることができる機会を提供できるようにする必要がある、としました。