研究分野における女性の比率の国際比較
内閣府男女共同参画局のレポートによると、2017年の日本の研究者に占める女性の割合は15.7%で、1992年の7.9%から緩やかに上昇してきました。OECDの調査をもとに総務省が集計したデータによると、研究者に占める女性の割合(2017年)は、アイスランド(47.2%)、イギリス(40.0%)、アメリカ(33.4%)、ドイツ(28.0%)、フランス(27.0%)、韓国(19.7%)となっており、諸外国と比べて低くなっています。日本における専門分野別の大学等の研究本務者に占める女性の割合は、薬学・看護学等で52.1%、工学、理学でそれぞれ10.6%、14.2%となっています。