TEEP NEWS LETTER Vol.36
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中京大学 スポーツ科学部准教授高知県立大学 看護学部教授岐阜薬科大学 先端医療薬学研究室 講師名古屋市立大学 医学研究科教授東海学園大学 経営学部経営学科准教授※TEEP修了生名古屋市立大学 高等教育院教授TEEPコンソーシアム実施委員 基本コース担当コメンテーター芦塚倫史さん司 会わたる中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学木下真里さん名古屋市立大学学長補佐大学院経済学研究科教授TEEP実施委員会委員長vol.パネリスト紹介文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」・芦塚倫史さん・木下真里さん・小林 亮さん・笹野 寛さん・成田 亙さん・山田 勉さん   最初の論点は「暗黙知を形式知に変換して伝える場」です。実務家教員が培ってきた知識や経験をどのように蓄積し伝えていくのかついてご意見いただきたいと思っております。   実務家教員がシラバスや講義計画を作る過程芦塚こそが、まさに自分が経験から身に付けた暗黙知を形式知にしていくことだと感じています。私の知識だけではカバーしきれないところは、企業の方にゲストスピーカーとして講義をしていただいたり、企業を訪問して現場を見ること等で対応しています。木  一般的なナレッジマネジ木下メントでは暗黙知から形式知ということが言われるようですが、看護学の教育においてはどちら暗黙知を形式知に変換して伝えるには・鵜飼宏成 2022年5月に経済産業省の未来人材会議が発表した『未来人材ビジョン』では、豊かな発想と専門性を持ち、多様な他者と協働して社会課題や生活課題に新たな解を生み出す人が求められているとされています。こうした人材を育てるには、どのような教育環境が必要なのでしょうか。 TEEPでは実務家教員が実務家時代に獲得した知識を学生に伝え、学生の主体的な探究を促す学びの場として「多職種連携PBL(Project Based Learning)演習」を行ってきました。2022年11月16日に開催されたシンポジウムでは、TEEPコンソーシアムに参画する各校の実務家教員が「未来人材」を育成するための場づくりについて意見交換をしました。進化型実務家教員養成プログラムNews Letter36未来人材育成のために〜実践知の捉え方と学ぶ場づくり〜

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