TEEP NEWS LETTER Vol.35
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●名古屋市立大学学長補佐 大学院経済学研究科教授鵜飼宏成TEEP実施委員長東海学園大学経営学部 准教授成田 亙さんわたるインタビュアー中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学vol.   まずは自己紹介から、実務家教員を志したきっかけまでを教えてください。私は大学を出て広告会社に34年間勤めてから独立しコンサルタントをして参りました。2021年初頭に知人から大学の非常勤講師の依頼があり、ビジネスの幅を広げられ、若者から得るものも多いだろうと 実務家教員に期待される大きな役割の一つに、産業界や地域社会といった現場での生きた知識や技能を教授していくことがあります。自らの経験と実務家教員ならではのネットワークを生かし、多職種連携プロジェクトなどを実施されている東海学園大学経営学部の成田亙准教授に、実務家教員だからこそできる、教育や研究についてお聞きしました。(文・鵜飼宏成)文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」思い、チャレンジしてみることにしました。 父親が高校教師だったこともあり、教員という職業にはどこか魅力を感じていました。非常勤講師をちゃんとやらないといけないと調べている中で「実務家教員」という言葉を知り、さらにその養成講座としてのTEEPの存在も知って、応募してみたところ、運よく参加できることになりました。参加後の受講途中でJREC-IN(イノベーション創出を担う研究人材のためのキャリア支援ポータルサイト)で公募を見つけ、応募したところ採用いただけることになり、この4月から教員としてスタートを切ったという経緯です。   実際に実務家教員になってみて、やりがいはありますか。 やりがいがありすぎて(笑)、1つ1つこなすことで猛烈に毎日が過ぎて行っています。まだ半年しか経っていないので経験値はまだまだこれからですが、若者とのコミュニケーションに刺激実務家教員インタビュー⑬進化型実務家教員への扉進化型実務家教員養成プログラムNews Letter35移ろいゆく社会での的確な「表現」を学生と模索

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