TEEP NEWS LETTER Vol.34
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名古屋市立大学 医学研究科神経毒性学分野 教授酒々井眞澄さんス  ズ  イ名古屋市立大学 医学研究科先進急性期医療学分野 教授中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学名古屋市立大学 医学研究科先進急性期医療学分野 教授vol.   初めに酒々井先生から「減災・医療コース」の開設に至った背景についてお聞きします。   名古屋市立大学の所在する中部圏では南海ト酒々井ラフ地震の発生が懸念されており、減災は喫緊の課題です。2025年には本学附属病院に「救急・災害医療センター(仮称)」が開設されます。文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」( 聞き手:TEEP事務局 プロジェクト推進員 伊藤承子 ) また、本学は公立大学法人の中で唯一医・薬・看護学部を擁しているほか、経済学部・人文社会学部・芸術工学部・理学部があり、来春にはデータサイエンス学部を含めた8学部からなる総合大学となります。進化型実務家教員が教育に関わることで、本学の研究力、教育力、産学連携力を高め、減災や社会基盤づくりといった社会のニーズにより応えられる、魅力的な大学となっていきたいと考えています。 医学研究科・医学部では2008年から「医療・保健学びなおし講座」というプログラムを開講していま南海トラフ地震に備える教育 地震や水害など大きな自然災害が相次ぐなか、災害現場では、多様な専門家が連携して困難を乗り越えることが重要です。TEEPの専門コース(減災・医療コース)では、多職種連携の要となるリエゾンの役割を担える人材を育てたいと考えています。名古屋市立大学の酒々井眞澄教授、笹野寛教授、服部友紀教授にその熱い思いを語っていただきました。笹野 寛さん服部友紀さん進化型実務家教員養成プログラムNews Letter34多様な専門職をつなぐ減災のスペシャリストを目指す減災・医療コース・対談

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