TEEP NEWS LETTER Vol.33
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ファシリテーター中京大学スポーツ科学部長種田行男さん中京大学スポーツ科学部 教授葛原憲治さん中京大学スポーツ科学部 准教授後藤晃伸さん中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学中京大学スポーツ科学部 任期制助手稲葉泰嗣さんvol.   最初に種田先生から、スポーツの分野におい稲葉て実務家教員が求められている背景や、実務家教員に対する期待についてお話しいただきます。   一つにはトップアスリートの強化や育成がで種田きる人材のニーズがあります。 中京大学スポーツ科学部では、進化型実務家教員養成プログラム(TEEP)の専門コースの一つ「スポーツ実務コース」を開講しています。全国大会レベル以上の競技実績や特定の競技における指導経験、またはスポーツ・体育・保健に関する教育や行政に関する実務経験が5年以上ある方を対象に、スポーツ実技担当の大学教職員に求められる指導力等の養成を目的としたカリキュラムを提供しています。 今回は中京大学スポーツ科学部長の種田行男先生に実務家教員に求められる役割をお聞きするとともに、同じくスポーツ科学部で実務家としての経験をいかして活躍されている葛原憲治先生と後藤晃伸先生にお話を伺いました。( 文・稲葉泰嗣 )文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」 アスリート育成のためには、科学的根拠に基づいたパフォーマンス向上のための理論を幅広く身に付けていることが必要です。スポーツ生理学、生化学といったフィジカル(身体)面はもちろん、心理学に基づいたメンタル面のコントロールのための理論も大切です。加えて競技種目ごとのスキルに関わる理論も必須です。 指導者はこうした理論を実践で応用できなければなりません。フィジカル・メンタル両面のコンディションを整え、試合・大会でベストパフォーマンスを発アスリートの育成からインフラ整備まで進化型実務家教員養成プログラムNews Letter33スポーツ実務コース・対談

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