TEEP NEWS LETTER Vol.27
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vol.27NewsLetterTEEPil : teep_office@sec ..-nagoya-cuac発行者 TEEPコンソーシアム実施委員会  事務局 名古屋市立大学教務企画室内 〒467発行日 2022年5月1日  連絡先 E-ma.jp8501 名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1進化型実務家教員養成プログラム TEEP実施委員会では、6月に「専門コース」の説明・相談会を計画しています。具体的な開催日時と申込方法については、適宜以下のWebサイトにて公開してまいります。中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学ます。ICEルーブリックは①基礎知識(Ideas)を得られたか、②身につけた知識どうしのつながり(Connections)をもとに説明ができるか、③知識を別の実践に応用(Extensions)できるか、という構成になっているので、初めから学生とICEの各項目で到達すべき目標を共有していれば、次に自分が何をすべきかを学生自身が判断して行動できるわけです。学生の成長を促すように活用するのが目的の評価ツールなんです。 日本では、評価という言葉は一種類しかありませんが、ルーブリックはアセスメントを行ういわば健康診断のようなもので、この結果を基に今後どうするかを考えていくことを主眼に置き、成績をつけるためには使用しません。学生は評価=成績と思いがちなこともあるので、この辺は丁寧に価値観を伝えていく必要があります。そのため、単位はまず姿勢が意欲的であれば出してあげることが多いです。それだけ私の授業は他の授業よりも恐らく課題が多い方かと思います。課題を多く出した上で、学生から高い満足度をつけてもらえるようにするのが自分にとって追求している課題の一つです。その上で、成長や内容で細かく成績をつけていきます。 併せて、グループワークの内容と「議論の進め方はどうだったか」「時間の使い方は」「自分が個人でできたことは」といった点から振り返りを行うと、経験が別の分野にも応用できるようになる、と働きかけています。自分の学びが言語化できるということは、別の分野への知識の転移を促しやすく、「学び方を学ぶ」ことで、ラーニングストラテジーといいますか学習方策の獲得につながると考えています。生涯不断に学習が必要となるこれからの時代に、自分に足りない力に自ら気付き、自ら学んでいく力をつけることを私は重視しています。   4月から名古屋産業大学に現代ビジネス学部の教員として赴任されました。新しいフィールドで取り組みたいことは何でしょうか。 実践と理論の往還を通じた実践教育モデルを作っていきたいです。学部の4年間でどグループワークの議論う作っていけるかが一結果を共有(岐阜大学)番の課題です。これは特に文系の大学が、これからの時代に学生にどんな価値を提供していけるかという挑戦でもあると考えています。   これから実務家教員を目指す方へのアドバイスをお願いします。 アカデミックを重視してきた大学があえて実務家教員を採用するということは、変革への非常に大きな期待をかけられているということだと思います。採用はゴールではなく、スタートラインだと感じます。 実務家教員として「どんな人材を育てたいか」という人材像を持っていることが大切です。大学が育てたい人材、企業が求める人材、学生が目指したい人材、と大学は多様な価値観がぶつかり合う場でもあります。教員として採用されるにあたっては、少なくともその大学と自分が育てたい人材像がリンクしていなければならないと感じます。自分の最終的な理想とする人材像と、着任して1年ほどで出せるであろう成果のイメージの両方を持ち、かつそこに自分の経歴を合わせてどんな教育ができるかを説明できれば、実務家教員として活躍できる可能性が高まるのではないかと思います。   TEEPでは実務家教員を目指す受講生がキャリア開発シートを作成します。その出発点が、理想とする実務家教員像を描くことであり、受講生には先輩実務家教員にインタビューを繰り返そうと推奨しています。近い将来、必ず問い合わせが行くと思います。是非、アドバイスをお願いいたします。本日は有難うございました。https://teep-consortium.jp/育てたい人材像を明確に

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