TEEP NEWS LETTER Vol.19
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   TEEPでは斎藤先生に実務領域診断カルテの開発に加わっていただきました。このカルテ開発は斎藤先生のご経験の延長線上にあるかと思いますので、まずは斎藤先生の経歴で、日本能率協会(JMA)に入られた経緯から教えていただけますか。   私はもともと仙台市で小さな流通会社に勤めていました。20代後半のころ、JMAの人と知り合って話をしていたら「あなたはうちに向いている」といわれ、採用募集に応募したら142名中の2名の枠で受かりました。 最初は仙台の事務所でセミナー開発などの仕事を任されました。もともと新しいことに取り組むのが好きだったので、のめり込んでやっていたら人気の高い“ヒットセミナー”がたくさん生まれました。   新しいことに取り組むための情報収集はどのようにされたんですか。   まずいろいろな書籍や関連資料を読むことから始まりますが、自分がやっていないことをやってみるとか、会ったことのない人に会ってみることが一番だったと思います。セミナー開発では、毎日のように仙台に仕事で来ているコンサルタントや研修講師の人たちと一対一で話をしながらヒントを得て、自分自身が受講したいと思えるセミナーを作っていました。その後、東京本部の戦略経営推進部という経営(文・鵜飼宏成)セミナー開発で多くを学ぶ鵜飼鵜飼 進化型実務家教員養成プログラム(TEEP)の想いと実際、そして、実務家教員の未来像を発信する本ニューズレター。本号は、「進化型実務家教員への扉シリーズ」として、長年、日本能率協会で産業界における経営戦略部門と人事部門の課題解決のための多様なプロジェクトに関わられ、その経験で起業し、現在は淑徳大学経営学部で活躍されている斎藤智文教授にお話を伺いました。進化型実務家教員への扉斎藤斎藤実務家教員インタビュー ⑦インタビュアー● 名古屋市立大学大学院 経済学研究科 教授鵜飼宏成斎藤智文淑徳大学経営学部 教授一般社団法人経営研究所アカデミックフェロー東邦大学健康科学部看護学科非常勤講師文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」進化型実務家教員養成プログラム19vol.News Letter中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学

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