TEEP NEWS LETTER Vol.16
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   はじめに、2019年度、3層の参加者によるブラッシュアップセミナーを対象とした参与観察に関わっていただきました。多職種連携PBLの特徴と課題をどのように認識されたかをお聞かせください。   多職種「連携」の言葉通り、各層や同じ層の中で連携して、他者同士が限られた期間の中で一つのチームになって取り組んでいけるかどうかが大きな特徴でした。   私は2層の立場で、3層の学生たちのグループに入って活動しました。このプログラムは教員が「教える」のではなく「学び、導く」をどう行っていくかを1層も2層も考えていくのが最大の特徴だと思いました。実務家教員にとっては実務の経験以上に、どうやって他者の力を借りて問題を解決していけるかが問われるのではないでしょうか。   課題はどんなことが挙げられますか?   3層構造において、1層と2層が3層への関わ(文・鵜飼宏成) 進化型実務家教員養成プログラム(TEEP)科目の一つ「多職種連携PBL演習」の狙いは、大学教育を担う意欲をもった実務家に、実業界と大学との間に存在する2種類の段差を埋める人材育成の教育メソッドを経験学習してもらうことです。その基本テーマに「Wicked Problem(やっかいな問題)の克服」を置き、指導教員(第1層)、TEEP受講生である実務家(第2層)、PBL参加学生(第3層)の3層構造の学習環境を整え、3層が主体的に探究し、対策を見出すプロセスに導く環境を1層と2層が協力して設計し、提供します。今回の座談会は2019年度、2020年度と続けて多職種連携PBLの教育メソッドのブラッシュアップに協力いただいた3名に、その特徴は何か、改善すべき点は何かなどを明らかにしてもらいます。進化型実務家教員への扉「教える」のではなく「学び、導く」をいかに行うか チームになる仕掛け準備できるか若杉若杉藤井[若杉][藤井]座談会・多職種連携PBLのフィールド若杉逸平服部剛典藤井 勉参加者ファシリテーター名古屋市立大学大学院経済学研究科 教授愛知学院大学社会連携センター助教一般社団法人ひらけエデュケーション代表理事(複数代表制)鵜飼宏成文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」進化型実務家教員養成プログラム16vol.News Letter中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学

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