TEEP NEWS LETTER Vol.14
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大学生が商談会で商品プロモーションのプレゼンテーション門性を身につけることができる点」で明確な違いがあります。すなわち、養成する人材は、現代から未来の社会の状況・産業界のニーズを踏まえた新時代に向け、事業の価値創造などを即戦力で担うことのできる「企業経営の知識とデジタルデータに関する高度な実践力と社会の変化に対応する豊かな創造性を備える専門職」です。即戦力人材を養成するため本学科では、科目数で約3分の1 を占める「実習」と理論学習の体系的プログラムを構築し、実現するための教員組織(専任教員の4割以上が実務経験を有する教員)と、産業界との連携が整備されています。   実務家教員だからこその強みは。   本学は学術型と実務家型の融和が比較的できていました。それは他大学と比べて学術研究よりも学生の「愛情教育」※や職業教育に重点が置かれてきたからです。私も学術と実務のハイブリッド型人材といえるので、本学科を通してそうした人材を育成していきたいと思っています。 現在、日本の中小企業の課題の一つは後継者がいないこと。技術やネットワークを若い人に引き継げるよう、ITを活用した新しいビジネスモデルをつくらなければなりません。これまで私はコンサルタントとしてそれをやってきましたが、教育システムから確立していくべきでしょう。 また、ベンチャーキャピタルに関わることも多かったので、ゼロからイチをつくるような、在学中に起業するようなやる気のある若者をどんどん育てたい。「学生への投資」が不可欠だと考えています。   私の場合、「大学には大学のルールがある」ことから、研究を開始しました。やってみると面白くなり、論文が通ると楽しくなって知見もネットワークも広がりました。 一方、実務家の強みは社会や世の中を知っていること。企業のロジックやNPOの行動パターンが理解できます。私の場合は学生と一緒に活動を続けてきたので、学生の本音を知っていることも強みです。 変な言い方に聞こえるかもしれませんが、大学生に教えるのに社会人としての職位レベルはそんなに高くなくてもいい。企業の部長レベルでなくても、私のような比較的若い年齢でも学生の立場に立って考えやすく、親しまれるのかもしれません。今永矢野起業目指す学生に「投資」必要 学生の「本音」を知っていること[矢野] [今永]鵜飼※「慈母の如き愛情をもって職業教育に専念する。」の意

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