TEEP NEWS LETTER Vol.08
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    2018年度から始まった「サステナまち計画」は、2019年度を端緒に地域企業との出会いがあったそうですが。   北区は、区役所、市・区の社会福祉協議会、柳原通商店街、愛知学院大学名城公園キャンパス、そして私の所属する名古屋市青少年交流プラザ(ユースクエア)などが集積しています。加えて中小企業も数多くあり、せっかくそれぞれが物理的に近い距離にあるのだから生かさないのはもったいないという個人的な思いがありました。 「サステナまち計画」は「持続可能な地域づくり」を趣旨に、愛知学院大学地域連携センターとユースクエアが、共通のテーマである若者の社会参加・参画の促進を目指して協働で始めました。2018年度はどんなまちにしたいか、「未来思考のすごろ PBL(Project-based Learning またはProblem-based Learning)は、「課題解決型学習」の略で、主体的な課題発見・解決力や協働する力の向上を目指す教育・学習メソッドとしてアクティブラーニングの側面からも活用されています。TEEPでも、重層化する課題に取り組む力を養うため、多職種連携PBLを重視しています。 名古屋市北区は、交通の便もよく、庄内川や矢田川、名城公園など緑豊かな公園に恵まれた自然環境豊富な住みやすい地域です。一方、市内16区のなかで高齢化率2位、独居率は1位と、課題が先行してもいます。今号では、同区で取り組まれた「サステナまち計画2019」※を多職種連携PBLの好事例として取り上げ、多様なステークホルダーをつなぐ産学官連携事業に関わられた3人に、工夫や気づきについても振り返っていただきました。(文責・小木曽)地域企業の思いに気づき連携へ白川小木曽鼎談ファシリテーター● 愛知学院大学 地域連携センター 助教● 名古屋市青少年交流プラザ (ユースクエア) ユースワーカー● 名古屋市スポーツ市民局地域振興部 地域振興課 主査藤井 勉白川陽一竹橋真悠● 名古屋市立大学 高等教育院 特任助教小木曽早苗多職種連携PBLの最前線「サステナまち計画2019」(前名古屋市北区役所区政部地域力推進室)文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」進化型実務家教員養成プログラム8vol.News Letter 中核校:名古屋市立大学連携校:岐阜薬科大学 高知県立大学 中京大学

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